無料ブログはココログ

2018年2月20日 (火)

小津安二郎監督『晩春』の感想

 1949年公開のいわゆる小津スタイルの最初の作品。笠智衆演じる初老の父親が原節子演じる婚期の遅れた娘を嫁にやる騒動とその後の悲哀という内容。鉄道の風景の静止したようなカットをまるで脈絡のないように続...

» 続きを読む

2018年2月17日 (土)

『資本の世界史』を読んだ。

 『資本の世界史』を読んだ。  著者はドイツの経済ジャーナリスト。資本主義を資本を投入することで将来のより多くの資本を手に入れる、つまり利益を上げるのを目的とする、要するに指数関数的な成長を生むプロセ...

» 続きを読む

2018年2月13日 (火)

『この世界の片隅に』を見た。

 『この世界の片隅に』を見た。  この作品は、戦時下の普通の人々の生活の視点から、徹底した時代考証の正確さと当時を生きた人々に対するリスペクトの姿勢で、戦争のリアルな姿を描いたといったことを言われる。...

» 続きを読む

2018年2月11日 (日)

『メッセージ』の感想

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画『メッセージ』を見た。「突如地上に降り立った巨大な宇宙船。謎の知的生命体と意思の疎通をはかるため雇われた言語学者のルイーズは、物理学者イアンとともに“彼ら”が人類に何を...

» 続きを読む

2018年2月 9日 (金)

ジャコメッティ展(9)~13.ヴェネツィアの女

 この間に矢内原伊作をモデルにしたスケッチや人物以外のスケッチその他が展示されていましたが、「マルグリット・マーグの肖像」を見てしまった私としては、ジャコメッティの研究をしているわけでもないし、そうい...

» 続きを読む

2018年2月 8日 (木)

ジャコメッティ展(8)~7.マーグ家との交流

 「マルグリット・マーグの肖像」という、ジャコメッティにしては珍しい油絵。これは、今回の収穫だったと思います。この作品を見ていると、ジャコメッティという人は色彩のセンスが全くなかった人であることが良く...

» 続きを読む

2018年2月 7日 (水)

ジャコメッティ展(7)~6.モデルを前にした制作

 「ディエゴ」という彼の弟をモデルにしたスケッチで、弟ということで長時間のモデルを強いることができたのでしょうか。それにしても、顔の細部や表情には手をつけられず、もっぱら頭の形状に関する線が引かれてい...

» 続きを読む

2018年2月 6日 (火)

ジャコメッティ展(6)~5.書物のための下絵

 書物のための下絵として制作されたデッサンのうちの一部で、鉛筆で描かれたものだそうです。ジャコメッティはデッサンに時間をかけるといいます。モデルをスケッチする場合には、異常に長い時間がかかってしまうの...

» 続きを読む

2018年2月 5日 (月)

ジャコメッティ展(5)~4.群像

 このようなジャコメッティの小手先のセンスが発揮されたのが群像です。  「森、広場、7人の人物とひとつの頭部」という作品です。人物の群像であれば、各人物の個性を顔や表情に作り分けるのが一番手っ取り早い...

» 続きを読む

2018年2月 4日 (日)

ジャコメッティ展(4)~3.女性立像

 ここからは、カタログのようなジャコメッティのブランドのステロ・タイプのパターンが、並ぶことになります。このような見方は美術展や作家に対して失礼なのかもしれませんが、これからは、個々の作品をそれぞれに...

» 続きを読む

«ジャコメッティ展(3)~2.小像