CZTのブログ
長年勤めた会社を定年退職した元会社員が、読んだ本や聴いた音楽、あるいは時たま出かける美術展の感想や折々に考えたことの断片をつづります。
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2025年7月18日 (金)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」(6)~6.まわりを引きつける人になる─「内業」と「精」「気」「神」
行動を起こすとは、独力でやっていくとか、欲しいものを手に入れることだと考え、行為力とは、ものをつくったり、コントロールしたり、所有したりすることだと考えるのは、神がそのような行為力を持っているという...
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2025年7月17日 (木)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」(5)~5.強くなる谿弱くなる─老子と「道」
老子にとって道とは、言葉で言い表せない、分化していない原始の状態であり、あらゆるものに先立つものである。宇宙のあらゆるものは、出現した時はじめは柔らかくしなやかだ。つまり、最初に生じたとき、万物は子...
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2025年7月16日 (水)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」(4)~4.心を耕して決断力を高める─孟子と「命」
プロテスタントの思想は、近代世界の今、人々が当たり前のことと受け止めていることがらの大部分を形づくってきた。信仰があろうがなかろうが、私たちは同じ枠組みを信じている。安定した世界に生きる安定した自己...
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2025年7月15日 (火)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」(3)~3.毎日少しずつ自分を変える─孔子と「礼」「仁」
「きみは人生をどう生きているか」 孔子にとって、すべてはこの問い、ごくささやかな問いから始まった。大きすぎて手に負えない問いと違って、だれもが答えられる問いだ。伝統的な文化では、人の従うべき生き方...
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2025年7月14日 (月)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」(2)
ほとんどの人は、自分の心をのぞきこみ、自分が何者かを知り、自分の人生がどうなるべきかを決めるのはいいことだと思っている。だから、どの職業が自分の個性や気質にももっともふさわしいかを思いめぐらし、どん...
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2025年7月13日 (日)
マイケル・ビュエット「ハーバードの人生が変わる東洋哲学─悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」
東洋哲学とは言っているけれど、ここで紹介されているのは中国の諸子百家の思想で、それを西洋思想のオルタナティブとして紹介している。西洋思想にない、こんな考え方がある。これは根本的なところで違う。という...
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2025年7月12日 (土)
京都大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(4)~第3章 絵を展く─自然をみつめ、画境を深める
気がついたら、展示室には鑑賞者は私ひとりになっていました。他に美術館の係員がいましたが、真っ白い壁の広い空間で、この部屋は靴を脱いだ室内なので、坐ることも寝転がることもできます。これまで、熱い中で...
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2025年7月11日 (金)
京都大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(3)~第2章 彼の生活─かたちをとらえて、生命をえがく
展示室に入って左側の壁が第1章の展示で、その向かい側、すなわち入って右側の壁に第2章の作品が展示されています。小松は大原に移り住んで、自ら田畑を耕し、鯉や鶏を飼う自給自足のような生活を始めました。そ...
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2025年7月10日 (木)
京都大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(2)~第1章 大原にて─うつろう四季、変わらぬ風景
靴を脱いで入った展示室は細長い長方形で、入って右手の壁に第1章の作品が並んでいました。小松は1928年に京都の大原を訪れ、それから移り住み、暮らし続けた、その周囲の風景が中心です。ここでの展示には...
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2025年7月 8日 (火)
京都大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(1)
2025年6月19日(木)浜松市秋野不矩美術館 今回は休みが2日取れたので日帰りが難しい美術館を泊りがけで訪ねてみることにした。せっかく泊りがけでいくのだから、近くの美術館もついでにまわってみようと...
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«バウル・クレー展─創造をめぐる星座(7)~第6章 新たな始まり
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