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最近読んだ本

2020年9月25日 (金)

海上知明「戦略で読み解く日本合戦史」

 実証主義的な歴史は、しばしば科学としての歴史ともいい、一次資料を尊重し、伝聞や想像を排除し事実を客観的に掘り起こそうとする。しかし、そういう証拠から分かるのは点としての出来事で、ともすれば出来事の...

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2020年9月19日 (土)

ジャズを聴く(51)~スタン・ゲッツ「Stan Getz At Storyville 」

 村上春樹はスタン・ゲッツについて、以下のようなことを書いている。(「ポートレイト・イン・ジャズ」より)  「スタン・ゲッツは情緒的に複雑なトラブルを抱えた人だったし、その人生は決して平坦で幸福なもの...

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2020年9月14日 (月)

玉木敏明「海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム」

 近代ヨーロッパ、とりわけイギリスで産業革命がおこって経済が急成長して、とれと同時並行するように海外支配を進め覇権を握れたのはどうしてか。近代ヨーロッパ以前にも、イスラムもモンゴルも中国も帝国を形成...

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2020年9月10日 (木)

佐藤義之「レヴィナス 「顔」と形而上学のはざまで」

 エマニュエル・レヴィナスという哲学者は、リトアニアに生まれたユダヤ人で、第二次世界大戦中にドイツの捕虜収容所に収容され、ほとんどすべての親族はドイツ軍によって虐殺されてしまった。レヴィナス自身は過...

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2020年9月 5日 (土)

ジャズを聴く(50)~スタン・ゲッツ「STAN  GETZ  QUARTETS」

 スタン・ゲッツの特徴として、まずあげられるのは彼のテナー・サックスの音だ。同じテナー・サックスでもソニー・ロリンズのようなすーッと伸びるような、太くて、広がりのある、どちらかというゴツゴツした音色...

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2020年8月29日 (土)

戸高一成、大木毅「帝国軍人 公文書、私文書、オーラルヒストリーからみる」

 大和ミュージアム館長と『独ソ戦』著者との対談。かつて二人は、『歴史と人物』という雑誌の毎年の終戦日と真珠湾の特集号で帝国軍人の証言を集めたり、海軍軍人の反省会に関わっていたりした。普通、歴史学者は...

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2020年8月27日 (木)

兼原信克「歴史の教訓─「失敗の本質」と国家戦略」

 著者は、今の安倍政権の初期の頃に設立当初の国家安全保障会議(NSC)で、国家安全保障戦略の策定を事務方の中心となった人物。そういう人物が日本の近現代史を概観し、これからの国家戦略について述べている...

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2020年8月21日 (金)

「イギリス近代史講義」川北稔

 世界史の教科書を開くと、その多くの部分を帝国が占めている。帝国とは、中華帝国、古代ローマ帝国、イスラムの帝国あるいはモンゴル帝国等皇帝がいて、皇帝とは王の上にいて、世界を支配する。実際の中華帝国は...

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2020年8月12日 (水)

ジャズを聴く(49)~ソニー・ロリンズ「A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD」

村上春樹はロリンズについて、以下のようなことを書いている。(「ポートレイト・イン・ジャズ」より)  ロリンズのテーマのメロディの崩し方、あるいは自由な間の取り方は、優れた歌手がメロディを自由に自分の個...

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2020年8月 1日 (土)

ジャズを聴く(48)~ソニー・ロリンズ「Newk's Time」

 ソニー・ロリンズは活動暦が長く、ずっとトップ・プレイヤー君臨し続けた巨人のようなプレイヤーと言えるでしょう。その間、時代の変化やジャズを愛ずる状況の変遷などによって、また、本人の伝記上の様々なエピソ...

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