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2010年9月15日 (水)

今野敏「膠着」

12205263 古手の中小企業の糊メーカーで、新入社員を中心とした喜劇タッチのサラリーマン小説。この人の警察物もそうなのだが、ストーリーがどうだとかという前に、会社や警察で懸命に働いている人への応援歌のようなところが好きだ。昔の源氏鶏太ではないが、企業小説といってもスーパー経営者が出てきたり、企業サバイバルの戦場が描かれていたりというのではない。出てくるのは、平凡な人たち。平凡といったって、皆、それぞれに悩みを抱え、考え、懸命に生きている。そのような人たちが主人公となって、会社を盛り上げたり、警察では事件を解決したりする。その奮闘のさまが描かれているのがいい。

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