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2010年10月12日 (火)

松宮秀治「ミュージアムの思想」(1)

Musium このところ、ビジネス書という類の本が続きましたので、今日からは、少し目先を変えます。

基本的に、何かを学ぶとか目的を持って本を読んでいるわけではないので、たまたま、役に立ったというのは排除しませんが、その時々で気の向いた本に手を出しているという濫読の人です。私は。ただし、どうしても仕事と結び付けがちなのですね。勤め人の悲しい性でしょうか。そのへんは、投稿の中身で想像がつくと思います。それでは…序章から。

序章 ミュージアムとは何か

この本のタイトルで“ミュージアム”という外国語が日本語の“博物館”や“美術館”などに分けて置き換えられ、それに応じて機能の違う施設に分けられてしまったことを、ミュージアムを成り立たせている思想に潜む暴力性が見えなくなっていると著者はいいます。さらに、 “ミュージアムという思想が攻撃性と暴力性をもつものであるということは、ミュージアムを成立させている科学、技術、文化、歴史、文化、芸術という西欧近代の創出した諸価値そのものが、それぞれに西欧中心の価値体系として世界の一元的整秩を最終目標としていること”そして、“ミュージアムの基本となっているコレクションという行為に公的価値を賦与し、コレクションという行為を単なる「ものを蒐める」という私的領域に閉じ込めずに、ものを蒐めることによって世界を所有するという政治的行為に転換させてきたこと自体も、ミュージアムの思想が攻撃性と暴力性と不可分に結びついたものであること”をあきらかにしていきます。しかし、“ ”内の文章は壮大すぎて何を言っているのかイメージできないですが、追って明らかになるようで、楽しみに読み進めましょう。

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