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2013年3月18日 (月)

ウォーレン・バフェット「株主への手紙」2012(8)

金融と金融商品

このセクターは、我々の中でもっとも小さく2つのレンタル会社であるエクストラ(トレーラー)とコート(家具)を含み、我が国のプレハブ住宅のリーディング・カンパニーであるクレイトン・ホームズです。この100%子会社を除いて、我々は、このカテゴリーに金融資産のコレクションとBerkadia CommercialMortgageへの50%の投資を含めます。

クレイトン社は332,000件、137億ドルの抵当を所有しサービスを行っているので、我々は同社をこのセクション入れています。これらのローンの大部分は、中流と下流の収入の家庭に対してのものです。しかし、十分な頭金と定期的な収入に対する賢明な割合の毎月の返済額という古臭いローン方針に固執することによって、住宅産業崩壊の間もローンは実行しました。

クレイトン社は、昨年、2011年に比べて13.5%アップの25,872軒のプレハブ住宅を製作しました。その数は、国内で単一家族向けにつくられる住宅の約4.8%にあたり、クレイトン社をアメリカの建築業者のトップシェアに押し上げました。

コート社とゼクストラ社は、同じように、その業界のリーダーです。新たなリース機材に対して我々が支払った費用は、ゼクストラ社では2012年の合計で2億5600万ドルとなりました。これは減価償却費の倍以上です。競争者たちが今日の不確実性にやきもきしている間に、ゼクストラ社は明日の向けての準備を進めています。

Berkadiaはうまくいっています。Leucadiaの我々のパートナーは、このベンチャーでチャーリーと私と取り決めた大半の仕事をこなしています。

 

このリストの構成についてのワン・ポイントは記載に値します。バークシャーの過去の年次報告では、私がバークシャーのために買う決定をしたという意味で、ここで項目別に上げられている株式は私が購入したものと言えます。

しかし、このリストともに始め、あらゆる投資は、トッド・コムズ、テッド・ウォッシュラー、もしくは彼らの共同購入によってなされ、リストに書き込まれるようになります。それが今年は10億ドルありました。上記で第一にそのような株式としてディレクTVがあります。トッドとテッドの二人がそのポートフォリオで保有し、2012年末まで保有を続けたものは11億5,000万ドルの評価として表わされました。

トッドとテッドはまた、バークシャーの特定子会社の年金基金を管理しています。その一方で、その他は規定によって外部のアドバイサーによって管理されています。彼らのポートフォリオがバークシャーのものとしばしば重複しますが、我々の年次報告には年金基金を含めません。

 

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我々はバークシャーのリスクへの保険を引き受けてしまうことを含むデリバティブ・ポートフォリオを段階的に縮小し続けます。(しかしながら、我々の電気やガスといった公益事業は事業目的にかなうデリバティブの活用を続けています。)あらたな危険の引受けは担保を我々に求めるでしょうが、わずかな例外を除いて、我々はそんなことはしたくありません。市場は驚くべき方法で作用することがあります。我々は一瞬の注目で山ほどの現金を支払うことなりかねない金融界のイベントにバークシャーをだしぬけに曝すことには興味がありません。チャーリーも私も、流動性を多く抱えていることを良いことと思っており、具体的な方向に現金を流出させることをいいこととは思っていません。それは99年から100年の我々のリターンを減らすことになるでしょう。しかし、我々は多くの他が失敗する一方で、100年目には生き残っているでしょう。そして我々は100年間ぐっすり眠ることができるのです。

社債の信用保護を定めて我々が販売したデリバティブは、来年、すべて終了します。これの契約からの我々の税引き前利益が10億ドルに達するのはほぼ明らかです。我々はまた、このデリバティブによって前払いのかなりの金額を受取りました。それらに起因する「フロート」は5年間平均で20億ドルになります。これらのデリバティブは金融恐慌とそれ以降の時期を通して、ほとんど高収益で多様で会社の信用を保証していたという事実を特に考慮すると、満足以上の結果をもたらしました。

我々の他の主要なデリバティブの引受けで、我々は米国、ヨーロッパ、日本の4つの指導銘柄インデックスの長期銘柄を販売しました。これらの契約は2004年と2008年の間に始められ、最悪の状況においてさえ補足的な条件しかありませんでした。2010年に、我々は2億2200万ドルの利益の10%のエクスポージャーを解除しました。残りの契約は2018年から2026年の間に期限切れになります。失効日のインデックス価値だけは重要で、我々の相手には期限前契約解除の権利がないからです。

我々が未払の残る契約書を作った時、バークシャーは42億ドルのプレミアムを受取りました。これらの契約の全てが2011年末に満期を迎えることになれば、我々は62億ドルを支払わなくてはならなくなるでしょう。2012年末に対応する数字は39億ドルでした。即時に清算しなくてはならない責任の大幅な低下で、我々は2011年末の85億ドルから2012年末の75億ドルにまでGAAP上の負債を減らすことができました。それは確実ではありませんが、チャーリーも私も最終的な責任は現在の帳簿上の金額よりもかなり少ないと考えています。一方、これらの契約に由来するフロートの42億ドルを投資に回すことができます。

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