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2014年11月15日 (土)

生誕200年ミレー展─親しきものたちへのまなざし(2)~第1章 プロローグ 形成期

Milletnudeman修行時代ということでしょうか。全体としてみると、勉強しているということで、この時点から突出していたという天才肌の人ではないということが分かります。多分、絵を描くのが好きで、また田舎の農家の暮らしから逃げたいというような若い気負いがあったと勝手な想像をしてしまいますが、田舎の農村では周囲の中では絵が巧みだったことを頼みの綱に、修行を始めたというのではないか。先生について学び始めたのはいいが、田舎の天才もパリに出てくれば凡庸な生徒でしかなかった、というところだったのではないか。そこで、田舎の農民によくある鈍重ともいえる粘り強さで修行に耐えていた(蔑視的な言い方です)という印象です。余計なことを述べているかもしれません。

「男性の裸体習作」として展示されていた作品。作品というより、それ以前の習作でしょう。ここに、有り余るほどの才能の煌きを見つけることは出来ません。凡庸というべきか、拙さをほほえましいとみるか。後年のミレーの作品からの視点で、どうこう言うのは穿ちすぎかもしれませんが、全体に大雑把で細かく描きこむことはしていないとか、頭がバランスを欠くほど大きいとか、そのようなことはこの時点のミレーに対して言うほどのことでもないでしょう。

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