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2015年3月21日 (土)

ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2014(15)

我々は、皆さんに楽しんでいただきたいと思う何千ものオマハの人々や企業から会議の時間に多大な援助を受けています。今年、記録的な出席者数が予想されるので、我々はホテルの部屋が不足してしまうのではないかと心配していました。そのような可能性のある問題に対してエア・アンド・ビー(現地の人が提供する宿泊のオンライン予約)は会議の期間中のための特別なリストを作り、今範囲で多数の宿泊施設の紹介を行ないます。エア・アンド・ビーのサービスは、特にオマハで一泊するのに幾つかのホテルが最低3泊分の料金請求をしたことに気付いた株主にとっては、たいへんありがたいことです。それは高くつくでしょう。だから、エア・アンド・ビーのウェブサイトをチェックすることをお勧めします。

 

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マネージャーたちを私がほめたたえるのは正当なことです。彼らこそ、本当のオールスターです。あたかもそれらがそれらの家族によって所有されたただ一つの長所かのように、彼らはそれらの事業を営みます。私は、それらの考え方が大きな公営企業の宇宙で見つけることができるのと同じくらい株主指向であると考えます。実際に働く際には金融的なことは必要ありません。ビジネスでホームランを打つ喜びはかれらには給料を受け取る以上なのです。

しかし、同じように重要なのは、我々のオフィスで私と働く24人の男女です。このグループは、効率的にSECに対応し、21500ページの連邦法人税申告や州や外国への申請、無数の株主およびマスコミの調査に応答する、外に出る、年次報告、国の最大の年次会議の準備をしています。

彼らは陽気に信じがたいほど効率的に、これらのビジネス作業すべてを取り扱います。そして、私の人生を安楽で楽しくします。彼らの努力は厳密でバークシャーの関連範囲を上回ります。昨年、200の申し込みから選ばれた40の大学から来た大学生のQ&Aの対処をしてくれました。彼らはまた、私が受け取るありとあらゆる提案書を取扱い、旅行の手配をし、私の昼食のためのハンバーガーとフライドポテト(もちろん、ハインツ・ケチャップをたっぷりとつけて)の用意もしてくれます。これほど恵まれたCEOはほかにいないでしょう。私は毎日タップダンスを踊りたい気分で働いています。

昨年のアニュアル・レポートでは、我々は48年続けた「写真を使わない」方針を打ち切りました。そして、クリスマスのランチに集う本社スタッフの写真を載せました。私が広く露出することについて断っていなかったので、彼らは晴れ着を着ていませんでした。今年は違います。見開きのページで私たちのグループはね彼らが誰かが気付いていると思う時にどのように見えるかを確認します。彼らがどんな服を着ても、そのパフォーマンスは驚くほどです。

この本社のメンバーに対して、マネージャーに加えて、私は最も深い感謝を持っており、同様にあなたのものに相当します。では5月2日、資本主義の揺り籠、オマハで会いましょう。

いつもですと、ここで終わりということになりますが、今年はバークシャーが50年ということなのか、今後のバークシャーのことが話題で取り上げられることが多いからなのか、50年のバークシャーについて、別にバフェットがまとまった文章を書き、チャーリー・マンガーも書いています。これを続けて載せようと思っていますが、未だ訳が終わっていないので、少し間をおいてから、になります。

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