目標とする経営指標あれこれ
「目標とする経営指標」にROEを上げるとしても、それは結果としてそうなったとか、最終目標としてのものであって、企業の戦略とか、経営の方針は、最終目標のROEを辿りつくまでの経路というものではないだろうか。具体的には、デュポン・システムに落とし込んで、成長性で伸ばすか、効率性で伸ばすか、そこに戦略を具体的に数値化したものとして経営指標が現われてくる。そうであれば、「目標とする経営指標」が何であるのかを明示すること自体が、企業の経営戦略のひとつの表現になるはず、と思う。だから、「目標とする経営指標」がなぜ、その指標であるのかという理由の説明は、経営戦略の説明にもなりうるはずだ。
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