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2015年6月30日 (火)

コーポレートガバナンスそもそも(12)

日本でのコーポレートガバナンスをめぐる動きには、これまで3つの大きな波があったという。

第一の波は1990年代、カルパースが日本企業に対して株主として申し入れをするスタンスを表明したことを契機として、日本の機関投資家の中に安定株主を返上しようとする変化の兆しが生じたが、株式持ち合いや安定株主などの現状維持勢力に押し返されてしまった。

第二の波は2005年の会社法施行前後に企業価値をキーワードに企業と投資家の対話の機会が生まれた。しかし、アクティビストの活動が前面に出過ぎたことも影響して、世論は非常に警戒的になり、軋轢ばかりが強調され、買収防衛策の議論にすり替わってしまった。

そして、第三の波が現在だという。ちょうど10年に1回のスパンで波が来ている。では、今回を逃すと10年後と言うことになってしまうと、そんな間に日本企業の再興が最早できなくなってしまうのではないか。そのような危機感を持ってほしいという議論。すごく、説得力があると思う。

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