コーポレートガバナンス・コードと決算短信
コーポレートガバナンス・コードに従っていることを公表する企業がボツボツ現われてきている。東証のコーポレートガバナンス報告書に、そのような内容のものが出てきた。各企業でも、検討が始まっている。しかし、例えば、その原則のひとつに定性的情報の充実を図ることで、その表現について定型的に陥らず、分かりやすく伝わる工夫をするというのがある。つまり、決算短信や事業報告で「当期における我が国経済は~」で始まる紋切型を安易にとらない、ということだと思っている。とはいっても、今回の多くの決算短信は、未だ紋切型の文章が多かった。次回の第1四半期あたりから変化の兆しが現われてくるのかと、期待している。
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