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2015年6月10日 (水)

短信文章の覚悟?

決算短信の文章について、紋切型を脱して分かりやすく伝えるためには、企業の事業の特性や事業戦略を深く理解して、それに適した表現を見つけ出さなければならないと思う。多分、紋切型の表現であれば、企業内の営業や開発や経理から情報を寄せてもらって、経営者から簡単に方針をきいて、それを要領よく整理すればできることだ(これも大変なことではある)。しかし、紋切型を脱するには、独自の視点、つまり表現する人の主体が問われる。その視点を見つけるには、各部署からの情報を批判的にみることが出来なくてはならないし、経営者の方針に対しても、投資家とか違った側面から批判できることも最低限必要だ。そのためには、少なくとも、これらの人々に負けない理解が前提になる。そして、最大の点は、その視点に対して、責任を持てる、つまり、それだけ肚をくくる覚悟があるかだと思う。考え過ぎ、意識過剰かしらん。

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