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2015年8月 3日 (月)

不正会計事件あれこれ(3)

東芝の会計問題について、再三になるけれど、かばっているというわけではないが、コーポレート・ガバナンスの問題として、複数の社外取締役が存在し、委員会設置会社という最先端の経営体制を敷いていて、なぜ不正を防げなかったのかという議論が、なされることがある。しかし、この操作は売上や経費の計上時期をずらすことで利益を見せかけているということで、単年度では数字をつくれるが、中長期の視野で見れば、実力が透けて見えてくるというものではないか。しかし、そういう視点で企業を見る専門家である証券アナリストは、東芝をフォローしている人はたくさんいるけれど、誰も、このことに気づき、指摘した人はいない。また、不正発見の専門家である監査法人は、ある面では社長や当事者の取締役以外の役員よりも情報を得ていたにもかかわらず、見つけられなかった。つまり、その本分から言って、社外取締役とか委員会設置会社は不正摘発の機能に特化しているわけではない。それ以前のところのはずと考える。そもそも、そういう不正を起こそうという発想を起こさせない機能をさせるもの。たとえば、不正をしなければ達成できないような理不尽な計画とか目標の時点でロジックの辻褄の合わないところを徹底的に追及するとか、そういうものであるはずなのだ。

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