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2015年12月13日 (日)

地球温暖化に対する捻くれた議論

私は根性がひねくれて、捻じ曲がっているのもしれない。COP21が開催されて、合意に向けて議論が進められているというニュースに触れて、別のことを考えてしまう。地球温暖化という仮説に基づいて、それはよくないことで、その主要な原因ということになっている二酸化炭素の排出量を抑えることを、全世界でやりましょうと言うことだろうと思います。それが合意されると、地球環境の悪化に歯止めがかけられるかもしれない、ということでしょうか。それが、私には、そういう大義名分をかざして、正論ということで世界的な承認を獲得して、その美名のもとに、一種の貿易の非関税障壁のような、企業の競争に際しての自分に有利なルールをとくに西欧の国々が画策しているように見えてしまう。

例えば、ISOという品質とか環境とかそのた様々な規格があって、日本企業でもISO9000認証を取得して品質管理がしっかりしているとかISO14000が環境などといったことを掲げている会社が多いと思う。この認証を取得するために、企業は多額の費用と膨大な労力をかけて、しかも生産効率が落ちるということもやっている。そもそもは、この認証をうけていないと、当時のEC諸国に輸出できないというものだった。とくに、日本のメーカーの摺合せの生産スタイルを否定するような、日本の製品を欧州市場に入れるには大きな障害となっていた。自由と平等を標榜する西欧は保護関税をおおっぴらにできないので、品質という口実で防壁をかけていたと、考えることも可能。様々な工業製品や技術の国際規格などもそうだ。例えば新幹線の技術が高いと言っても、鉄道の技術の国際規格を踏んでいないときは、日本以外では相手にされなかったという。そこでは、西欧の鉄道会社との競争の土俵に上がらせてもらえなかった、らしい。

ところで、CO2排出を抑えるために規制を全世界で進めるということになれば、技術が進んでいる西欧の製品と、新興国の製品との競争で、価格競争では西欧が不利になるところを環境規制のクリアが条件としてうまれることで、西欧が圧倒的に有利になる、ということではないか。例えば、自動車の排出規制をクリアするような効率のよいエンジンとか、エコカーの技術とかでは、西欧の一部や日本のメーカーと新興国のメーカーとでは大きな差があって、地球環境のためには排ガスの多い自動車はダメと正論で批判することができる。

そういうことをひねくれて考えると、ヨーロッパってズルいと思うし、日本のメーカーにもメリット大きいなどと考えてしまう。正直にいえば、地球環境とか仮説の議論とか言われるよりも、こっちの経済メリットの方が、私には理解しやすいし、こっちの方が大事だ。

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