無料ブログはココログ

« ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(9) | トップページ | ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(11) »

2016年3月16日 (水)

ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(10)

規制された、資本集約的な事業

我々にはBNSFとBHEという我々の他のビジネスと区別される共通の特徴をもった2つの非常に大きなビジネスがあります。したがって、我々はこの手紙でこの2社を自身のセクターに割り当てて。我々のGAAP貸借対照表と損益計算書にこの2社の統合財政統計を振り分けます。この2社は昨年のバークシャーの税引き後利益の37%を占めました。

この2社の主要な特性は、バークシャーによって保証されない大量の長期国債によって部分的に資金を供給されるという規制された資産と非常に長期の投資を有していることです。この2社には我々の信用は必要ではありません。この2社には恐ろしい景気状況においても、十分に利益をえる収益力があります。昨年において、たとえば、BNSFのインタレスト・カバレッジは8.1以上でした。(我々のカバレッジの定義は、利子に対する税引き前利益であって、EBITDAではありません。それは深い損失に対する一般的な見方です)

一方、BHEでは2つのファクターはあらゆる状況でもサービスを確実に供給することを可能にしています。第1点はすべての公共事業に共通のもので、不況耐性所得です。これは不可欠なサービスを独占的に提供している会社にだけあるものです。第2点は他の公共事業にはないもので、単一の規制機関から受ける深刻な障害から我々を守るための利益獲得の経路の多様性です。BHEとその公共事業を営む子会社は、この特定の強みを生かして、強力な親会社に所有されることで、負債のコストを大幅に削減することができました。この利点は、我々や顧客に大きく貢献することになります。

BHFとBNSFは、昨年、全部で116億ドルの設備投資をしました。この2社が適正な利益を約束する限り、我々は設備投資を惜しみません。そして、将来に向けても大きな信頼を寄せています。

我々の過去の経験と知識によって社会が流通とエネルギーに多大な投資を永遠に必要としているという我々の確信は正当化されます。重要なプロジェクトに継続して資金を提供する流れを確保することで主要な提供者をどうするかということは政府の関心によっています。監査機関や人々の代表から承認を得ることで事業を行うことは、我々の関心によっているのです。他のアメリカの主要鉄道会社4社の輸送量は40%を上回り、4.2¢から5.3¢の範囲内でした。

低価格は、このような有権者たちを満足させておくための強力な方法です。アイオワではBHEの平均小売レートは1キロワット時で6.8¢です。同じ州の他の主要な電気の公益企業のアリアントは平均9.5¢です。隣接した週の同じような数字では、ネブラスカが9.0¢、ミズーリ9.3¢、イリノイ9.4¢、ミネソタ9.7¢です。アメリカ全体の平均は10.4¢です。我々の低価格は、給料に恵まれない顧客にとっては実質的に現金を受け取ったと同じようなものです。

BNSFでは、主要な鉄道との価格の比較は輸送する貨物と旅客の比率と平均距離の両方の理由で、かなり難しいのです。しかし、我々のトン-マイルあたりの収益を非常に大ざっぱなやり方で算出すれば、昨年はちょうど3¢を下回りました。

BHEとBNSFは地球に優しいテクノロジーを推進するリーダー的存在です。アイオワ近郊の州には風力発電施設がありませんでした。そこで、昨年、我々は小売顧客へ供給している電力47%相当するメガワット時の能力をもつ風力発電を建設しました。(我々の風力プロジェクトは、2017年には、さらに58%まで増加させようとしています。)

鉄道というのはそういうものですが、BNSFはとても燃料効率がとてもよく自然に優しく貨物を移動させます。ディーゼル燃料1ガロンで1トンの貨物を500マイル運ぶことができるのです。同じ仕事をトラックが引き受ければ、その4倍の燃料を浪費してします。さらにまた、鉄道はハイウェイの渋滞を緩和します。そして、主要幹線道において交通の激化に伴うメンテナンスのための税金支出を抑えることができるのです。

« ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(9) | トップページ | ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(11) »

バフェットの手紙」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(10):

« ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(9) | トップページ | ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」2015(11) »