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2017年5月24日 (水)

新人偏重?

 将棋に関する話題つながりということで、ちょっと苦しいこじつけですが、中学生でプロ棋士になったという人が、公式戦で連勝を続けているということで、一般のニュースでも取り上げていることを知りました。過去に、そのような人は現われなかったという破格の人なのだということは分かりますが、その実力としては、四段ということで、将棋の世界であればA級というトップリーグにはほど遠いところにいる人しかないわけです。彼は、将来を期待されているかもしれませんが、所詮、その程度の人です。ボクシングで言えば4回戦ボーイのようなものでしょうか。4回戦ボーイが連勝を続ければ、話題になりますが、そこで彼が連勝したとはいっても、世界タイトル戦のようなレベルの相手ではなく、4回戦において連勝しているということではないかと思います。
 とくに将棋の世界に限ったことではありませんが、企業においても、新卒の新入社員のための入社式は、毎年4月1日のニュースで必ず取り上げられます。そしてまた、新入社員や、あるいは企業内の人事異動によってはじめての業務に就いた人に対しては、初心者向けの研修や入門書が沢山あります。例えば、新入社員のための研修やハウトゥー本。また、初めての営業のための入門書、初めての人事担当者むけセミナーとか、たくさんあります。しかし、それ以降の本や講座は、バタリとなくなってしまいます。
 これは、私の偏見かもしれませんが、新人とか入門者にたいしては、とても親切で至れり尽くせりで、人々は何くれとなく、眼を配っています。しかも、少し目立つ新人が出てくると、大スターのように称揚しています。
 それが新人の段階をすぎると、急転直下、無視に近い扱いとなってしまいます。
でも、本質的には、14連勝した新人棋士の将棋よりも、名人戦の攻防の方がすごいはずです。また、企業では、新入社員よりも現場の最前線で身体を張っている中堅の人が事業を支えているはずです。私は、新人はいなくても、いいけれど、このような人たちがいなければ将棋も企業も存続できなくなる、そういう存在だと思います。本来であれば、そういう人にスポットライトをもっと当てるべきではないかと思うのです。
 また、企業の業務の研修の話題を少しフォローしますが、初心者段階を過ぎた、実際には業務2年目程度の人は、未だ、自分で考えて自己啓発できるほど、業務を自分のものにできる人は多くないと思います。そういう人向けの教育とか研修というもの、初心者としてひととおりのこと、業務がどのようなものかが、だいたい分かったから、それから、どのように進んでいくかという、いわば第2段階程度は、初心者向けと同じように定型化していると思います。だから、初心者向けと同じように、第2段階向けのハウトゥー本やセミナーが充実していてもいいのではないかと思います。

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