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2018年7月 8日 (日)

プラド美術館展~ベラスケスと絵画の栄光(1)

2018年3月 国立西洋美術館
Prado2018pos  いつものように仕事の用事で都心に出たときに、テキパキと片付けて終わった後で、そのついでに立ち寄った。ちょうどこの展覧会が1週間前に始まったばかりで、おそらく混雑するだろう思っていたので、会期初め金曜の5時過ぎであれば、それほど混雑していないところで落ち着いて見ることができるだろう、と言ってみることにしました。実際、行ってみると思った通りでした。全体として、こういう美術館のコレクションの展覧会の場合には、目玉の作品はたしかに凄いのですが、その数点以外は数合わせのような作品がけっこうあって、そこで興ざめしてしまうのが常なんですが、今回の展示作品は平均的にレベルが高くて、目玉以外の作品も、それなりに面白く見ることができました。展示は、テーマ分けされていて、それなりに整理されていたようですが、そのテーマに分けられた展示コーナーの最初には必ずベラスケスの作品が展示されていて、何のかんの言っても、この展覧会はベラスケスを何点かスペインから持ち出すことがメインでそれを見せるというものであることが、この展示姿勢からもよく分かります。ベラスケスをメインとして、彼が活躍した17世紀ころのハプスブルク王家の宮廷とその周辺で栄えた、いわゆるスペイン・バロックの絵画の展示ということでしょうか。私は、どちらかというと、一人の画家の回顧展のような集中的に見ていく方が好きで、ここに感想を書きこんでいる大半はそうで、その画家の作品とは何かみたいなことを自分の視点で好き勝手に解釈するように見ているのですが、ここではベラスケスがメインとはいえ、回顧展のようにたくさんの作品を集めることはできないし、他の画家の作品も少なくないので、そういう方向ではなくて、個々の作品を個々に楽しむようにしました。したがって、ここでは個々の作品についてアトランダムな感想をメモ程度に記していこうと思います。
 まずは、例によって、主催者のあいさつを引用しておきます。“世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館は、スペイン王室によって収集されたスペイン、イタリア、フランドル絵画を中心に、18919年に王立の美術館として開設されました。本展は、(中略)西洋美術史最大の画家の一人であるディエゴ・ベラスケス(1599~1660年)の作品7点を軸に、17世紀絵画の名品など61点を含む約70点を紹介するものです。プラド美術館は現存する約120点のベラスケス作品のうち約4割を所蔵していますが、その重要性ゆえに館外への貸し出しを厳しく制限しています。そうしたなかで日本において7点もの傑作が一堂に展示されるのは、特筆すべきことといえましょう。17世紀のスペインは、ベラスケスをはじめ。リベーラ。スルバランやムリーリョなどの大画家を輩出しました。彼らの芸術を育んだ重要な一因に、歴代スペイン王家がみな絵画を愛好し収集したことが挙げられます。国王フェリペ4世の庇護を受け、王室コレクションのティツィアーノやルーベンスの傑作群から触発を受けて大成した宮廷画家ベラスケスは、スペインにおいて絵画芸術が到達し得た究極の栄光を具現化した存在でした。本展は、フェリペ4世の宮廷を中心に17世紀スペインの国際的なアートシーンを再現し、幅広いプラド美術館のコレクションの魅力をご堪能いただく貴重な機会となるに違いありません。”
 それでは、展示順にしたがって見ていきたいと思います。

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