今年の年賀状
毎年、年賀状は印刷やパソコンのプリンター印字にすることなく、手書きにしてきた。1枚1枚、送り先の人の顔を思い出しながら、ある時は筆で、ある時はペンで異なる文面で、宛名まで、1文字ずつ書いた。時間もかかるし、けっこう腕も疲れるもので、気力や体力が充実していたときも30枚が限界で、それ以上は年賀状の数を増やすことはできなかった。それで、昨年受け取った相手に、その年の年賀状を送ることにしていた。それが、ある年から年賀状を書く枚数が減り始めた。60歳で、会社の定年を迎えた年は、会社関係者への年賀状をやめたことで、年賀状の数が以前の半分以下となり、それ以降も減り続けた。今年は、ついに一桁になった。それでも、日常、ペンを握る習慣がなくなったので、書くこと億劫になり、今回初めて印刷済みの年賀状を買った。次回からは、どうしようか…
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