西洋絵画、どこから見るか?─ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館(4)~第4章 19世紀
第3章の18世紀はつまらなかった。
19世紀以降の、いわゆる近代絵画も、私は印象派があまり好きではないため、ここでの展示は、17世紀以前の展示に比べて、あまり面白いものはなかったように思います。今回の見どころは、私にとっては、スペイン、フランドルやオランダのバロックでした。
とはいっても…、ウィリアム=アドルフ・ブーグローの「羊飼いの少女」。プーグローの「小川のほとり」を昨年の「もうひとつの19世紀─ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」で見て、とても印象に残ったので覚えていました。19世紀イギリスの唯美主義的でもあり、この作品はノスタルジックなテイストも愛らしい少女です。
そのほか、ホアキン・ソローリャの「ラ・グランハのマリア」という作品。若い女性の地方の衣装に映る豊かな光の遊びが、まばゆいばかりの反射と大胆に変化する色彩で再現されています。印象派とは違う、降りそそぐ太陽の強い光の表現が印象的です。人物よりも木漏れ日を描いたといってもいい。
« 西洋絵画、どこから見るか?─ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館(3)~第2章 バロック | トップページ | 西洋絵画、どこから見るか?─ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館(5)~おまけ 常設展 »
「美術展」カテゴリの記事
- ルーブル美術館展─ルネサンス(5)~Ⅳ.肖像芸術の隆盛(2026.09.29)
- ルーブル美術館展─ルネサンス(4)~Ⅲ.古代へのまなざし(2026.09.27)
- ルーブル美術館展─ルネサンス(3)~Ⅱ.技法の革新と洗練(2026.09.26)
- ルーブル美術館展─ルネサンス(2)~Ⅰ.旅(2026.09.25)
- ルーブル美術館展─ルネサンス(1)(2026.09.24)
« 西洋絵画、どこから見るか?─ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館(3)~第2章 バロック | トップページ | 西洋絵画、どこから見るか?─ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館(5)~おまけ 常設展 »


コメント