ルーブル美術館展─ルネサンス(5)~Ⅳ.肖像芸術の隆盛
ダ・ヴィンチの「女性の肖像」通称「美しきフェロ二エール」は長い行列に恐れをなして正面から見ることを諦めました。ダ・ヴィンチのスフマートを間近に見たかったのですが、かないませんでした。
一方、間違えられた方の「美しきフェロ二エール」は肖像画としては悪くはないと言えるのでないでしょうか。美女の横顔を描くのに特化したような絵で、身体部分や衣装の描き方は手抜きが見え見えですが。横顔はいかにもルネサンス絵画という感じで、丁寧に描き込まれています。ダ・ヴィンチの作品と混同されなければ、一つの肖像画として、それなりに独立して評価されてもおかしくないと思います。
ベルナルディーノ・デ・コンティの「ビアンカ・マリア・スフォルツァの肖像」という作品。テンペラらしいということですが、さっき見たボッティチェリの作品のような明るさ、清澄さはなく、その代わりに落ち着いた感じがします。こちらの方が立体的ですが、様式的な感じは否めません。


























最近のコメント